隣を見たら外国人

異文化への興味は尽きず、今でも街で外国人を見かけるとつい目がいき「あ、外国人だ!」とつぶやいてしまう。でもふと隣をみると当たり前にいるわが外国人夫。ま、こんな夫婦関係でなくても、当たり前に近くに外国人がいる社会もいいかなと思っています。

おしゃべりエネルギーが高い国はどこ?

 

おしゃべりにかけるエネルギーの熱量や持続力がすごい国といえば

どこを思い浮かべますか。

私が挙げるなら、まずは中国、そしてインドです。

 

同国人どうしで話すときには誰もがスピーディーなのでわかりにくいですが

日本在住期間が長くなり、日本語が堪能になったときの

中国人、インド人の話す日本語の熱さにはいつも感心させられます。

 

話すスピードがまず速い。

母国語からの翻訳ではなく、頭にダイレクトに日本語が浮かぶようになると

これだけ速くしゃべれるようになるんだと驚きます。

 

あとは休みなく繰り出す力とでもいいましょうか。

思いついたことをどんどん話していきます。

話がどんどん広がっていくので

ときに、さっきの話はどうなった?と置いてきぼりされた感を抱きます。

 

そしてあとは、持続力。

延々と話し続けるそのタフさにはいつも心から感心させられます。

日本人と中国人、もしくは日本人とインド人の和やかなおしゃべりだったはずが

途中から日本人が相槌専門の聞き役になってしまった光景を

何度も見たことがあります。

その表情は、少し疲れ気味だったりします。

 

ま、聞く力というのも大事ですし

速く話すのはいいけど一貫性がないというのもどうかなと思うのですが

いつでも一貫性や論理的であることを求めるというところがまず違うのかも。

 

とにかく中国人やインド人は、話すことにかけるエネルギー量が高い。

瞬発力も、持続力もはっきり言って負けます。

どう対抗したらいいでしょうかねぇ。

 

まくしたてるのはここぞというときだけに絞ること

短くても的を得た、心に刺さる言葉だけを厳選して話すこと、かな。

 

それで勝てたら、いやいや負けなかったら、もちろん嬉しいですが

正直、ただのおしゃべりでそこまで頑張りたくない。

まったりとしゃべりたい。

そんなふうに思ったりもします。