隣を見たら外国人

異文化への興味は尽きず、今でも街で外国人を見かけるとつい目がいき「あ、外国人だ!」とつぶやいてしまう。でもふと隣をみると当たり前にいるわが外国人夫。ま、こんな夫婦関係でなくても、当たり前に近くに外国人がいる社会もいいかなと思っています。

日本はアジア人からもミステリアス、と

 

来日したばかりの学生たちが集まったクラスを見まわし、いつも思うこと。

お国柄ってやっぱりあるなぁ。

 

真面目で、勉強熱心で、はずかしがりの人が多い韓国人。

同じく真面目で、勉強熱心だけどはずかしがりの人は少ない台湾人。

この2つの国の学生は学習態度もよく、よい成績をおさめていくことが多いです。

あくまで全体を見ての感想。

 

お国柄があるようでない、ないようであるともいえる中国人は

もぉ、さまざまで!非常に興味深いのです。

明治時代を(よく知りませんが)感じさせるクラシカルな雰囲気の人もいれば

何でもはっきりと口にし、いつも前のめりの人もいる。

押したり黙ったりがうまく、きっと世渡り上手だろうなと感じさせる人もいて

中国って大国なんだなぁ、地方によって人々もいろいろなんだろうなぁと

つくづく感じさせられます。

 

欧米系の人はアジア人たちの中に入るとやっぱり異質と感じさせます。

見た目だけではなく、態度が、です。

いつでも自分の趣味や嗜好を静かに主張しています。

まわりに合わせておこうという適当さはほとんど見えません。

それでいて、じょうずにまわりとやっていけ、大人度が高いと感じさせるのは

人との距離の取り方がうまいからでしょう。

かっこいいです、やっぱり。

 

とまぁ、仕事をしに行くだけで国際的な環境に囲まれるという

外国人にいつでも興味津々の私には願ってもない職場なのですが

ときに完全アウェイになり、寂しい思いをすることもあります。

そのひとつの例が、血液型が話題になったとき。

あからさまに皆に反発され

信じられない、とんでもない、とバカにするかのような顔、顔、顔。

「アジア人は感じ方ややり方がやっぱり似ている」と確認することも多々あるのですが

血液型に関しては同じアジア人からも賛同を得られません。

アジアの中の日本の異質さについて考えます、とは大げさでしょうか。

 

この異質さ、いろいろな場面で感じます。

もしかしたらアジアの国々の中でもミステリアス

言い方変えれば、わけわかんないって思われているかも、と。

また気がついたら忘れずに書いてみますね。