隣を見たら外国人

異文化への興味は尽きず、今でも街で外国人を見かけるとつい目がいき「あ、外国人だ!」とつぶやいてしまう。でもふと隣をみると当たり前にいるわが外国人夫。ま、こんな夫婦関係でなくても、当たり前に近くに外国人がいる社会もいいかなと思っています。

日本人気質がウケる割合は13分の1

 

コロナ対策を、丁寧に継続的にきちんとしたり

お弁当を凝って作ったり

日本の製品は高品質だ、安心できると信頼されたり

これらすべて、日本人気質ゆえだとつくづく思います。

 

昨日の授業で、日本の手作り弁当をテーマとする読解があり

手作り弁当の力作写真(友人作)をパワーポイントで見せた後

学生たちに感想を尋ねました。

 

かわいいです!きれいです!すごいです!

じゃあ、作ってみたいですか。

無理です!作りません!面倒です!

将来日本に住み、子どもにこんなお弁当が食べたいと言われたら?

「想像しながら食べて」と言います!

(即答した学生の顔はすでに厳しい母そのもの^^)

 

お~強い!感心しました。

でもこれは、外国人だからはっきりと言えること。

なんとなくの同調圧力的な空気に屈し、つい無理することもきっとあるだろうなぁ。

もちろん日本人でも、仕事で忙しいを理由に作らないというのもあり(私)。

 

思えば私は、仕事を理由に、国際結婚を理由に

いつも同調圧力と静かに戦ってきたなぁ。

表立って戦うと角が立ちますからそこは上手に。

 

次の世代が世の中の中心になるときには

こんな同調圧力は消えていることを願います。

だって、非常に、非常に疲れますもん、この戦いは。

 

ちなみに13人中1人だけは、日本人の作るお弁当が気に入ったようで

海苔を駆使して、かわいいキャラ弁に挑戦した写真を見せてくれました。

 

そうだよね、日本人の細かいこだわりをよしとし、自分に取り入れたくなる割合なんて

正直そんなものよね、なんてことも思いました。

いやいや、この学生たちは日本に興味を持って来ている学生たちだから

本当のところはもっと低いでしょうね。