隣を見たら外国人

異文化への興味は尽きず、今でも街で外国人を見かけるとつい目がいき「あ、外国人だ!」とつぶやいてしまう。でもふと隣をみると当たり前にいるわが外国人夫。ま、こんな夫婦関係でなくても、当たり前に近くに外国人がいる社会もいいかなと思っています。

それって個人情報では?

 

今年から働き始めた子供からの文句。

「どうしてみんなお父さんはどこの国?って聞くかなぁ!もぉ!」

母としてはハーフであることを気にしているかと思いきや

問題はそこではないらしい。

 

「私にとっては、父親がどこの国かってことは個人情報だと思っているんだよね。

そこを遠慮なしに聞いてくる神経がわかんない」

 

ここで思い出しました!

結婚当初、私も憤慨していました。

「どこでご主人と出会ったの?」

会って間もない人に、ときには初対面でいきなり聞かれました。

初めは嬉しそうに答えていたのですが

あまりに何回も聞かれるのでほどなくしてうんざりしてきました。

 

でもなんとなく我慢し続けて10年以上たったとき、夫に相談すると

「同じ質問を返せばいい。返さないつまでもわからへん」

なるほど!やってみよ。

 

それからはチャンスがあればすかさず聞いてみることにしました。

「そちらは?ご主人との出会いはどうやったん?」

「いやぁ、うちなんて普通の出会いやから」

「え、どんなん?聞きたいわぁ」

あはは、押してみました。

だってずーっと押され続けてきたのですから。

少し気分すっきりしました。

 

子どもにそんな話をすると

「いちいちそんな(面倒な)ことせん」と言われました。

えらい!さすがだ。

でも気になるひとことを言われました。

「そんなこといちいち聞かれないとこに行きたいかも」

 

あ、それ、確か私も昔思ったなぁ。